県道137号佐敷玉城線

★県道137号佐敷玉城線

起点:南城市(旧佐敷町)津波古
終点:南城市(旧玉城村)百名

総延長:6,647m
実延長:5,619m


復帰前の状況
津波古交差点−新里:軍道44A号線
新里交差点−新里軍道44A号交点:政府道137号線
新里44A号交点−親慶原:軍道137号線
親慶原−百名:政府道137号線


津波古交差点−新里


国道331号津波古交差点より、県道137号佐敷玉城線は分岐します。
復帰前、この交差点は、「バックナー入口」または「バクナー入口」と呼ばれていました。


旧名の由来は、この道路の左側の丘に、バックナー地区と言われた米軍のハウジングエリアがあった事に由来し、そのエリアがあった丘を、バックナーヒルと呼んでいた所からだそうです。現在当時の建物もなく、面影は全くありません。


津波古交差点から新里までの区間は、元々旧軍道44号線、現在の国道331号線のバイパス線として作られたらしく、現在でも両端以外は殆どがサトウキビ畑の中を走っています。


途中にある、東陽バス馬天営業所です。


復帰前、今の琉球ゴルフクラブが米軍基地で、バックナー地区がハウジングエリアだった頃、ここは軍車両やアメリカ人の家族の乗った車が往来していたのでしょうが、今ではYナンバーすら殆どみかけません。


同県道、新里交差点からのルートと合流します。


新里交差点−親慶原交差点


国道331号新里交差点より、県道137号佐敷玉城線のもう一方のルートが分岐します。


県道はしばらく、新里地区を走り、すぐに、津波古交差点からのルートと合流します。
山の上に見えている建物は、ウェルサンピア沖縄(沖縄厚生年金休暇センター)です。広く下界が見下ろせる、人口温泉が人気です。終戦後、ここには、後の琉球政府や沖縄県庁の前身の、沖縄民政府が置かれていた事もあります。


津波古交差点からのルートとの交差点を過ぎると坂になります。新里坂と呼ばれています。


坂と共にカーブも続きます。


右に左に・・


草木の間からは、その昔、米軍がバックナーベイと呼んだ中城湾が見え隠れしています。


陸橋を越え、左折すると、ウェルサンピア沖縄に向かいます。県道は直進します。


坂を登りきると、親慶原の町になります。


親慶原交差点です。ここで、県道86号南風原知念線と合流します。垣花まで、同線との重複路線となります。同線が優先ですので、県道137号佐敷玉城線の名前は暫くなくなります。


親慶原交差点−垣花
県道86号南風原知念線との重複路線です。


垣花−百名


垣花から県道137号佐敷玉城線が再び顔を出します。
左折すると、県道86号南風原知念線で、ニライカナイ橋を経由して知念方面に向います。


沿道には住宅が点在します。


下り坂になります。


緑の向こう側に海が見えてきました。


海に向って坂を下って行きます。


仲村渠(なかんだかり)交差点です。ここで県道は左折します。この先の道は、以前は国道331号でしたが、新しくできた百名バイパスが本道となり、旧道は国道指定を外れ、現在、この交差点より東側が県道137号佐敷玉城線に指定されています。


住宅地を抜け、


いくつかのカーブを抜け、


緑の中を抜けると、


国道331号現道に合流し、県道137号佐敷玉城線は終わります。


ところで仲村渠交差点を右折した場合ですが、資料により、国道指定されているままとしている物もありはっきりしないのですが、現地では標識に県道137号の表示がなされているものも見られるので、こちらもご案内します。


左折すると、百名の町の中を走ります。


国道1号線沿いにありそうな名前のレストラン。


琉球バス百名出張所です。百名バスターミナルとも言われています。


百名の町を走ります。


国道331号の現道に出て、終了します。





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