県道28号線

★県道28号線

起点:那覇市首里儀保町
終点:那覇市首里山川町

総延長:934m
実延長:934m

愛称:
桃原本通り


復帰前の状況
琉球政府道28号線


山川交差点〜儀保十字路:桃原本通り


山川交差点で、県道29号那覇北中城線から分岐します。本来はこちらが終点ですが、こちら側よりご案内します。
県道28号線は全線「桃原本通り(とうばるほんどおり」という愛称が付けられています。由来は、当線の通る、首里桃原町の地名からと思われます。


周囲はマンションなど大きな建物が多いです。


歩道には石畳風の舗装が施してあります。古都首里の石畳道のイメージを作っているのでしょう。


首里から幹線の環状2号線や、浦添、宜野湾方面に抜ける車で、交通量は多いです。


割と新しい建物が多いです。沿道は殆ど住宅です。


ツタに覆われた様な塀のある建物が、イタリアンレストランのラ・フォンテです。ここは元々、松山御殿(マチヤマウドゥン)と呼ばれた、琉球王統尚家ゆかりの場所だそうです。また、戦前は、ここ周辺に、尚氏の作った桃原農園があり、沖縄で最初のパイナップル栽培の研究が行われた様です。


正面のマンションの下で、琉球王府時代の、国頭・中頭方西海道が合流します。当時の街道は、首里城から、旧沖縄県立博物館横を通り、この県道28号線との交点まで、路地として残っています。


モノレールが見えてきました。


この儀保十字路で、県道28号線は終わります。交差する道は、県道82号那覇糸満線「環状2号線」、直進すると、県道241号宜野湾南風原線になります。
王府時代の旧街道は、このまま直進し、平良交差点で県道153号線を経て、浦添城方面に向かっていました。




home