牧港中通り

県道153号線、沖縄明治乳業近くの、この画像の正面ガジュマルの木の裏側より、国道58号牧港交差点まで、牧港中通りは続いています。


ガジュマルの木の所にある、案内板に出されていた、終戦直後の牧港中通りの写真です。広い道がくの字に曲がっていますが、これが現在の県道153号線で、途中から分岐して、集落内を走っているのが、牧港中通りです。
案内板によると、このガジュマルの木の所に、当時、簡易水道のタンクが置かれていたそうです。


建物は変わっていますし、舗装もされていますが、道自体は当時と変わっていない様です。
この牧港の街は、戦前の集落が米軍基地として接収されてしまった為、戦後ここに新しく作られた街だそうです。また、当時、基地に近いという事で、軍作業の人々や、米兵に恋人を持つ、通称「ハーニー」の人々に部屋や家を貸す、貸間業が流行り、一時期牧港全世帯の3割が、何らかの形で部屋や離れを貸していたそうです。


沿道は、店舗や元店舗だった様な建物が多く、以前は商店街的な街だった様です。


静かな街です。


シースルーブロックを多用した建物です。沖縄以外では見かけません。


集合住宅や一般の住宅も多いです。一歩路地に入れば、住宅が続いています。


古いお店の、塗りなおされた看板の裏に、以前何が書かれていたのかを見てみたいものです。


写真館にコカ・コーラ。


小さなお店も並んでいます。


国道に近づくと、少し間口の広いお店が並んでいます。


この交差点から先は、県道153号線に指定されています。ここを右折して、県道153号線本線までの間は、元飲み屋街だった様な雰囲気があります。今でもスナックなどが残っています。


そして暫く進むと国道58号牧港交差点になります。左側はヤナセ沖縄です。


また、牧港中通りの沿道ではないのですが、少し離れた所は、以前外人住宅区域だった様で、当時の建物が残っていたり、今でも使われていたりしてます。


路地裏の探索も面白いですね。




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