大門道

大門道と書いて、ウフジョーミチと読みます。
首里城方向から崎山馬場ギャラリー東詰めを直進します。
この道は、琉球王朝時代、大里、与那原方面に抜ける要路でした。


静かな住宅地という感じです。


なんとなく、歴史の有る街という雰囲気が感じられます。


昔から残っていると思われる石垣が散見できますが、金城町石畳道で見た石垣とは、少し違って見えます。


妙な石垣です。高さが一定していません。これは相当古そうな感じです。もしかすると王府時代のものでしょうか?


石垣が「ゴツイ」感じになってきます。


首里と言うよりは、どこかの離島の街に迷い込んだ様な感じ。この道こそ石畳が似合いそうです。


左側の塀は、昔の家に多い、切り出した石のブロックですね。


コンクリートブロックに書かれた文字です。お店は閉まっていますが、文字は古くなって味が出てきています。


階段になります。この周辺は、擁壁で道路の地盤を作ってるので、階段で元の道と繋いでいる様ですが、元々は、ここから「大門坂(ウフジョービラ)と呼ばれた坂が続いていたそうです。


階段を下た所の坂道の途中に、石畳が、極々一部分残っていました。
こういうのを見つけると、とっても嬉しくなるのですが、反対に、何故ここだけ残っているのか疑問も出てきます。このコンクリート舗装を剥ぐと、昔の石畳が残っているのでしょうか。


大門坂は、途中で県道82号那覇糸満線の四車線道路によって分断されています。


分断された道の先には、やはり昔の道筋が残っているのでしょうか。





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